大阪府堺市にある株式会社アイチでは、実店舗の祭館(まつりかん)と、インターネット通販のお祭り用品.com(ドットコム)、という２つの形でお祭り用品を販売しています。毎年夏が来ると、『もうすぐ祭りだ』とソワソワしているお客様につられて、お店もスタッフもテンションが上がっていきます。
お祭りにかかせない地下足袋。でも、ハッピみたいに『この足袋を履いて下さい』と種類が指定されていることは稀だと思います。決められているとしても、色と長さくらいでしょうか。
時折お客様から、「知り合いに聞いたら『地下足袋なら何でも良いよ』と言われて、どうしたらいいですか？」というお問い合わせをいただきます。
ここでは12枚コハゼの地下足袋に絞って、商品の選び方やおすすめのアイテムをご紹介します！！！
どんなお祭りに参加するかで選ぶ地下足袋が変わる?
何を選べば良いか分からない場合は、まずそのお祭りがどんな事をするお祭りなのか調べてみましょう。
地下足袋を履いてただ歩くのか、踊るのか、走るのか、担ぐのか、登るのか、水中に入るのか、泥まみれになるのか…。例えば走るお祭りであれば、高価でもクッションがしっかりとあり、衝撃吸収力に優れた地下足袋が良いですし、ただただ泥まみれになるなら出来るだけ安い商品を選びたくなります。
「お祭り用の地下足袋」と言っても、大切なのは『地下足袋を履いて何をするのか』という事です。
おすすめ商品の特徴と、今までの接客経験の中で得たお客様の声を参考に、どんなお祭りに向いているかをご案内します。ぜひ地下足袋選びのヒントにしてみて下さい。
こだわりの機能が祭に華を添える！丸五の一押し『エアージョグ12枚コハゼ』
地下足袋を色々探した経験がある方は、一度は目にしている商品だと思います。
エアージョグの最大の“売り”はやっぱり最高クラスのクッション性と名高いエアークッションです。エアークッション入りの地下足袋は数多く出ていますが、底の厚さと相まって抜群の衝撃吸収力と履き心地の良さで不動の人気を誇っています。
分厚いミッドソールがスニーカーの様にしっかりと支えてくれるので、アスファルトでも砂利道でもストレスなく歩いていただけます。滑りを軽減するゴム底で、つま先やかかとにもゴムが巻き上げてあり、着地した瞬間から地面を蹴る瞬間まで滑らずに前進できます。
ソール以外の部分には綿を使用しているので、通気性が良く、蒸れにくくなります。また、甲高に作られているので、足の甲が厚い方でも履いて頂きやすい商品となります。サイズも30.0cmまであり、サイズでお困りだったお客様には大変喜ばれています。
地下足袋を履いて踊る、走る、長距離を歩く様なお祭りにはこちらがオススメです。
カラー：白、黒 サイズ：22.5cm～30.0cm
機能性が充実したエアージョグ最新モデル『エアージョグⅢ 12枚コハゼ』
スニーカーの様に厚い底材に内蔵されたエアークッションが衝撃を吸収し、足への負担がかなり軽減されます。何より最大の“売り”は、地下足袋の底のゴムに耐滑に優れた「超防滑底のウルトラソール」を使用している事！！雨に濡れたマンホールや路面でも滑りにくく、雨の日のお祭りでもしっかり走る事が出来る。そしてしっかりふんばれるようになりました。
ソール以外の部分には綿を使用し、通気性が良く、蒸れにくくなります。土踏まずにアーチサポートも付いているので、地下足袋を履いている時も快適になりました。
近年では山登りにこのエアージョグⅢを履いて行かれる方も増加しています。その理由はやはり、負担を軽減してくれる衝撃吸収力と湿った山道でも滑りにくいというエアージョグⅢの特性を実感し、選ばれる方が増えているからだと思います。
見た目にも改良が施され、エアークッションの機能はそのままにエアーの窓を無くし、つま先部分にまで底のゴムが張り出していたのを地下足袋と同色にした事で、以前よりもグッとスタイリッシュになっています。
エアージョグと同じく、地下足袋を履いて踊る、走る、長距離を歩く様なお祭りにはこちらがオススメです。
カラー：白、黒 サイズ：22.5cm～29.0cm ※28.5cmは規格無
祭足袋と言えばやっぱりコレ！初心者にもおすすめ『祭ジョグ12枚コハゼ』
祭地下足袋の定番中の定番がこの祭ジョグだと思います。
かかとにスポンジクッションの入った地下足袋で、ゴムの厚い貼り付けタイプとなりますが、いつの時代になっても売れ続けている商品です。
波型底で滑りを軽減し、ゴムをつま先とかかとにまで巻き上げています。クッションは薄くなりますが指先の感覚がつかみやすいので、狭い所を歩く、また高い所に上る様な場合はぜひこの商品を。
短時間しか履かない場合や、『汚れや破れがひどい』『そんなに歩かない』逆に『足元に負担がかかるお祭りだから何を履いても一年で壊れてしまう』などの理由で毎年買い替えるなど、そもそも高価な地下足袋が必要ないという方にもオススメです。
誰にでも履いてもらいやすい甲高のデザインなので、幅広い方にフィットしやすくなっています。地下足袋を履いて神輿やふとん太鼓など重い物を担いで練り歩くお祭りや、足元の悪い場所を歩く、危険な高所に登るような場合におすすめです。
また、お求めやすい価格でお祭りスタイルがバッチリ決まるので、地下足袋を初めて購入される方もこの商品を検討してみて下さい。
カラー：白、黒 サイズ：22.5cm～30.0cm ※28.5cm、29.5cmは規格無
よりスマートに、そしてオシャレに！こだわりの『倉敷屋 祭氣(さいき)12枚コハゼ』
エアージョグと同じ様にかかとにエアークッションが内蔵された祭氣ですが、エアージョグとの大きな違いはそのシルエットだと思います。
スニーカーの様な外見は一緒ですが、ミッドソール(底とインソールまでの間の部分)の厚みを減らし、どちらかというとずんぐりむっくりだったエアージョグに比べるとかなりシャープな印象です。
薄くなってもエアーバックとミッドソールの抜群のクッション性で衝撃吸収力には差がありません。裏生地もさりげなく和柄になっているので、脱いだ時にチラッと見えるのがとてもオシャレです。
エアーの窓も足袋の底に移動し、つま先部分が薄くなった事でスマートになりました。新開発のラバーソール(底のゴム部分)で防滑性もアップしています。
地下足袋はサイズだけでなく甲の高さがフィットしているかも大きく履き心地に影響しています。サイズが合っていても、甲部分がスカスカしていると足が地下足袋内で滑りやすくなります。また、「かかとが浮く感じがする」のもそのスカスカが原因の場合があります。祭氣は足の甲部分が浅めになっているので、足の甲が薄い方や全体的に細身の方にはピッタリフィットしやすい商品です。
地下足袋を履いて踊る、走る、長距離を歩く様なお祭りにはこちらがオススメです。
カラー：白、黒 サイズ：22.5cm～30.0cm ※28.5cm、29.5cmは規格無
地下足袋らしいシルエットで人気の『祭人(まつりびと)12枚コハゼ』
12枚コハゼの中でも祭人は地下足袋らしいデザインで人気の商品です。
薄底なので指先の感覚がつかみやすく、狭い所を歩いたり、高い所に上る様な場合に向いています。底は薄いですが、かかとに衝撃吸収材を使用した三層構造のインソールが入っているので、足の疲れは軽減してくれます。
滑りにくい防滑性加工がされているので機能性と見た目の良さがバランスよく揃っている地下足袋です。また生地の部分は通気性の良い綿を使用し、シワが寄りにくい様に設計されています。
比較的に価格も安く、お祭りスタイルがビシッと決まるので、時代行列の様な衣裳重視の場合にもおすすめです。
カラー：白、黒 サイズ：22.5cm～30.0cm ※28.5cm、29.5cmは規格無
祭は白で決まりでしょ！メーカーこだわりの『力王ホワイト12枚コハゼ』
「お祭り衣裳は白じゃないと！」とこだわっている方もたくさんいらっしゃいます。
力王ホワイトは土踏まずの湾曲によって、甲の高い人でも低い人でも快適にフィットするように考えられています。クッションは薄めですが、高所へ上る様な危険を伴うお祭りでも、素足に近い状態で履いていただけるので足元の感覚がしっかり伝わります。
祭足袋はクッションが厚く衝撃吸収力に長けた商品が良い場合もありますが、足元の繊細な感覚を必要とする場合には薄底でしなやかに曲がる地下足袋がオススメとなります。
白だけのカラー展開ですが当店では価格も安く、卒業式や結婚式の余興用の衣裳として使用されることも多い商品です。お祭りに限らず、イベントのコスプレや棟上げ式の様なお祝い事など、幅広い用途でお使いいただけます。
カラー：白 サイズ：22.5cm～30.0cm ※23.5cm、27.5cm、28.5cm、29.5cmは規格無
まとめ：目的に応じたアイテムを選んで、よりお祭りを楽しみましょう！
せっかくのお祭りなのに、地下足袋選びで失敗してケガをしてしまったり、足に負担がかかって翌日以降の日常生活に支障が出てしまっては、楽しさも半減してしまいます。一見同じように見える地下足袋ですが、自分に合う物、参加するお祭りに適している物を選ぶだけで満足度は劇的に上がるはずです。
『めっちゃ高い地下足袋買ったのに、一瞬でダメになったわ…』とか、『ケチらずにエアークッションの地下足袋にしとけば良かった』などなど、去年の地下足袋選びの反省を口にしつつ来店されるお客様が毎年いらっしゃいます(笑)。
今年のお祭りは早めに用意をして、身も心も衣裳も準備万端で参加して下さいね！！！
株式会社アイチが運営するインターネット販売専門のお祭り用品.comでは、お客様のお悩み・お問い合わせにも出来る限り丁寧にお答え致します。お祭り衣裳を選ぶ際に何か疑問があれば、いつでもお気軽にご連絡下さい。
