大阪府堺市にある株式会社アイチでは、実店舗の祭館(まつりかん)と、インターネット通販のお祭り用品.com(ドットコム)、という2つの形でお祭り用品を販売しています。毎年夏が来ると、『もうすぐ祭りだ』とソワソワしているお客様につられて、お店もスタッフもテンションが上がっていきます。
ここ数年、鯉口シャツを海外の方へのプレゼント、結婚式や会社行事の余興に着る衣裳、イベントのコスプレ用など、お祭り以外の目的で使用されるお客様が増えてきています。その中でも、居酒屋さんやラーメン屋さんなどの飲食店で『ユニフォーム』として購入される事が圧倒的に多くなりました。
居酒屋さんやラーメン屋さんというと、頭にタオルを巻き、半袖Tシャツにエプロンというスタイルが思い浮かびます。その服装から、なぜ鯉口シャツに変化しているのか。私が思う『鯉口シャツがユニフォームに適している理由』をご紹介したいと思います。
理由1:年間通して着用出来る
空調設備が整った現代では、お店に入ると快適な温度に設定されています。人間が快適に感じる気温は、夏場で22度前後、冬場で19度前後と言われるので、その温度で仕事をすると考えると、半袖のTシャツでは少し肌寒く感じるかもしれません。
その点、鯉口シャツはしっかりした綿生地のシャツが多く、袖があるので着用する季節を問わないのがメリットです。夏服・冬服と分けずにユニフォームを統一出来るのは、コストの面でも魅力的です。
理由2:七分袖で作業しやすい
長袖のユニフォームだと、食器洗いや配膳の時に袖口が気になる場合があります。袖をまくり上げるたびに袖口が伸びてしまう事も多いでしょう。
しかし鯉口シャツはほとんどの物が七分袖です。しかも、鯉口シャツの特徴的な袖口は『鯉の口の様になっている』ので、肩回りはゆったりと動きやすく、先へ向かって細くなっていきます。
七分袖なので水仕事の度に袖をまくり上げる必要がありません。また、細身な袖口が腕にフィットして配膳時にお皿に袖口が触れる事もなく、スマートにお料理を提供できます。
理由3:吸汗性に優れている
鯉口シャツはほとんどの商品が『綿生地』になります。綿は肌にも優しく、吸汗性があります。そして柄入りの鯉口シャツは、Tシャツと違って汗をかいても目立ちにくくなります。清潔感が損なわれないところは、飲食店としても見逃せないポイントだと思います。
理由4:お店の雰囲気作りに一役買う
鯉口シャツは和柄が入ったものが多くあります。桜柄は日本らしい雰囲気が出ます。鯉口シャツ全面に小さな柄が入った物は落ち着いた雰囲気が醸し出されますし、般若や鯉、唐獅子など大きな柄が入った物は個性的な印象を持ちます。
鮮やかな色の鯉口シャツは、元気で明るいイメージを持っていただける事でしょう。店内装飾や使用する食器がお店の印象に影響する様に、店員のユニフォームもお店の雰囲気を盛り上げる材料になります。
理由5:汚れが目立たない
何と言っても、柄入りの鯉口シャツは汚れが目立ちにくくなります。白いシャツは清潔感がありますが、出汁やスープなどが飛ぶと目立ってしまいます。と言って、黒っぽいTシャツなどは汗を掻いているのがすぐに分かります。
飲食店にとって汚れている、清潔感がないという印象は致命的です。ずっと綺麗なままで仕事をするのは至難の業なので、せめてお客様にわかりにくい様にユニフォームで工夫するのも良いのではないでしょうか。
理由6:前ボタンがだらしなく見えるのを防ぐ
サッと着用出来るTシャツは動きやすいですが、お洗濯を繰り返すうちにくたびれて来て、どうしてもだらしない印象が出やすくなります。その点、鯉口シャツは同じようにお洗濯を繰り返しても、前ボタンがあるだけでキチンと感が継続します。体にフィットするデザインの物が多いので、尚更好印象です。
理由7:程よいリラックス感
襟がある前ボタンのシャツだと硬くてかしこまったイメージになりますが、襟無しの程よい緩さがリラックス感を生み出します。リラックス感はそのお店の居心地の良さにも通じるので、お客様からの印象はとても良くなると思います。
まとめ:お店のイメージに合うならば是非鯉口シャツをユニフォームに!
お祭り衣裳という認識からユニフォームとしても認知され始めた鯉口シャツ。これからもっとユニフォームとして採用する飲食店が増えると思います。ぜひ検討してみて下さい!
株式会社アイチが運営するインターネット販売専門のお祭り用品.comでは、お客様のお悩み・お問い合わせにも出来る限り丁寧にお答え致します。お祭り衣裳を選ぶ際に何か疑問があれば、いつでもお気軽にご連絡下さい。