大阪府堺市にある株式会社アイチでは、実店舗の祭館(まつりかん)と、インターネット通販のお祭り用品.com(ドットコム)、という2つの形でお祭り用品を販売しています。毎年夏が来ると、『もうすぐ祭りだ』とソワソワしているお客様につられて、お店もスタッフもテンションが上がっていきます。
お祭り用の地下足袋と言っても最近は種類も多く、『どれを選べば良いのか分からない』と迷われるお客様もたくさんいらっしゃいます。今回は売れ筋の地下足袋にスポットを当て、その商品のおすすめポイントをご紹介したいと思います。
こだわりの機能が祭に華を添える!丸五の一押し『エアージョグ』
地下足袋を色々探した経験がある方は、一度は目にしている商品だと思います。エアージョグの最大の“売り”はやっぱり最高クラスのクッション性と名高いエアークッションです。エアークッション入りの地下足袋は数多く出ていますが、底の厚さと相まって抜群の衝撃吸収力と履き心地の良さで不動の人気を誇っています。
分厚いミッドソールがスニーカーの様にしっかりと支えてくれるので、アスファルトでも砂利道でもストレスなく歩いていただけます。滑りを軽減するゴム底で、つま先やかかとにもゴムが巻き上げてあり、着地した瞬間から地面を蹴る瞬間まで滑らずに前進できます。
ソール以外の部分には綿を使用しているので、通気性が良く、蒸れにくくなります。また、甲高に作られているので、足が厚い方でも履いて頂きやすい商品となります。サイズも32.0cmまであり、サイズでお困りだったお客様には大変喜ばれています。
22.5cmよりも小さいサイズとして、マジックテープで止める『こどもエアージョグ』もあります。マジックテープで止める事以外はほとんど大人用と変わらないので、通常のエアージョグでは大きい方にも16.0cm~25.0cmまであるこどもエアージョグをオススメします。
カラー:白、黒、藍(紺色) ※藍は6枚コハゼのみ
コハゼ:6枚タイプ、12枚タイプ
サイズ:6枚コハゼ 22.5cm~32.0cm ※30.0cm以降1cm刻み
12枚コハゼ 22.5cm~30.0cm
走るなら絶対コレ!他にはない耐滑性を備える『エアージョグⅢ』
こちらは人気のあるエアージョグの超改良バージョンです。数年前に発売されたエアージョグⅢ。地下足袋とは思えない程の高価な商品に驚きましたが、それでも販売数が増加しているのは、その機能性がお客様の心を掴んでいるからだと思います。
スニーカーの様に厚い底材に内蔵されたエアークッションが衝撃を吸収し、足への負担がかなり軽減されます。何より最大の“売り”は、地下足袋の底のゴムに耐滑に優れた「超防滑底のウルトラソール」を使用している事!!雨に濡れたマンホールや路面でも滑りにくく、雨の日のお祭りでもしっかり走る事が出来る。そしてしっかりふんばれるようになりました。
ソール以外の部分には綿を使用し、通気性が良く、蒸れにくくなります。土踏まずにアーチサポートも付いているので、地下足袋を履いている時も快適になりました。
近年では山登りにこのエアージョグⅢを履いて行かれる方も増加しています。その理由はやはり、負担を軽減してくれる衝撃吸収力と湿った山道でも滑りにくいというエアージョグⅢの特性を実感し、選ばれる方が増えているからだと思います。
見た目にも改良が施され、エアークッションの機能はそのままにエアーの窓を無くし、つま先部分にまで底のゴムが張り出していたのを地下足袋と同色にした事で、以前よりもグッとスタイリッシュになっています。エアージョグと同じく、甲高の方にオススメです。
カラー:白、黒
コハゼ:6枚タイプ、12枚タイプ
サイズ:22.5cm~29.0cm ※28.5cmは規格無し
よりスマートに、そしてオシャレに!こだわりの『倉敷屋 祭氣(さいき)』
エアージョグと同じ様にかかとにエアークッションが内蔵された祭氣ですが、エアージョグとの大きな違いはそのシルエットだと思います。スニーカーの様な外見は一緒ですが、ミッドソール(底とインソールまでの間の部分)の厚みを減らし、どちらかというとずんぐりむっくりだったエアージョグに比べるとかなりシャープな印象です。
薄くなってもエアーバックとミッドソールの抜群のクッション性で衝撃吸収力には差がありません。裏生地もさりげなく和柄になっているので、脱いだ時にチラッと見えてとてもオシャレです。エアーの窓も足袋の底に移動し、つま先部分が薄くなった事で全体的にスマートになりました。新開発のラバーソール(底のゴム部分)で防滑性も申し分なしです。
地下足袋はサイズだけでなく甲の高さがフィットしているかも大きく履き心地に影響しています。サイズが合っていても、甲部分がスカスカしていると足が地下足袋内で滑りやすくなります。また、「かかとが浮く感じがする」のもそのスカスカが原因の場合があります。祭氣は足の甲部分が浅めになっているので、足の甲が薄い方や全体的に細身の方にはオススメの商品です。
カラー:白、黒
コハゼ:7枚タイプ、12枚タイプ
サイズ:22.5cm~30.0cm ※28.5cm、29.5cmは規格無し
素足に近い履き心地!しっかり地面に食らいつく『倉敷屋 祭舞(さいぶ)』
昔からある祭ジョグの進化系がこの『祭舞』です。底が貼り付けタイプの最新モデルとも言える祭舞は、底のゴムが特徴的なデザインとなっています。その理由が、“ふんばる事に重点を置いたから”です。特に神輿やふとん太鼓を担いで練り歩く様なお祭りの場合、ふんばる足の力は相当な物となります。
その足の負担を軽減する為に、祭舞はかかとの内部に衝撃吸収材の『フィットセル』を使用しています。フィットセルは衝撃エネルギーの吸収率が非常に高く、振動減衰性(振動を素早く吸収する力)にも優れています。さらに自在に変形し、衝撃を吸収した後は元の形に戻るという特性も持っています。また、親指の上部に薄いクッションを入れているので、踏ん張った時に力のかかる親指の爪も保護してくれます。
丈夫な底は壊れにくく耐滑性にも配慮しています。重い物を担いで歩く時には、エアージョグの様に分厚いソールの地下足袋を履くと稀に足首を挫く事があります。足に体重以上の負荷がかかるお祭りに祭舞はオススメです。
カラー:白、黒
コハゼ:7枚タイプ
サイズ:22.5cm~30.0cm ※28.5cm、29.5cmは規格無し
粋なシルエットで大人気!女性にもオススメ『倉敷屋 祭粋(さいすい)』
お祭りの地下足袋を選んでいるお客様の中には、「見た目が地下足袋らしくないから」という理由でエアークッションが内蔵されているタイプを敬遠される方が多くいらっしゃいます。足の負担が軽減されるのは分かっているけど、スニーカーの様な外観にどうしても引っかかる…そんな方にオススメなのが『祭粋』です。
底が縫い付けタイプの祭粋は、昔ながらの地下足袋らしいシルエットが売りです。薄底タイプの地下足袋ですが、かかとにエアーチューブが入ったインソールが入っているので衝撃吸収力も高くなります。さらに、かかとに沿って湾曲し横滑り防止に効果的な『カップインソール』になっているので、地下足袋がピッタリフィットし快適な履き心地です。
祭粋も足の甲の部分は浅めになっているので、足の甲が低い方や全体的に細身の方にはオススメの商品です。女性に嬉しいポイントは、足が大きく見えない事!スッキリしたスタイルなので、他の地下足袋を履くより華奢に見えます。
比較的に価格も安く、衝撃吸収力もある祭粋は、見た目の良さも加わって縫い付けタイプの中ではダントツの人気商品です。
カラー:白、黒
コハゼ:7枚タイプ
サイズ:22.5cm~30.0cm ※28.5cm、29.5cmは規格無し
縫い付けタイプの定番品!根強い人気の『祭エアー縫付5枚』
『エアークッション入り』と分類される地下足袋の中で、お手頃価格の商品です。
この商品はプチプチを敷き詰めた様になっている『エアーインソール』が中敷きとして入っています。他のエアークッション入りの地下足袋に比べると衝撃吸収力は劣りますが、高価な地下足袋が必要ない場合や、クッションのほとんどない地下足袋では不安という方には好評です。
クッションは薄くなりますが、指先の感覚がつかみやすいので、狭い所を歩いたり、高い所に上る様な場合はぜひこの商品を。そして、縫い付けタイプの地下足袋は外見がシンプルで、本来の地下足袋らしいシルエットをしています。そこも根強い人気のポイントとなっています。
カラー:白、藍(紺色) ※黒は規格無し
コハゼ:5枚タイプ
サイズ:22.5cm~28.0cm ※27.5cmは規格無し
祭足袋と言えばやっぱりコレ!初心者にもおすすめ『祭ジョグ』
祭地下足袋の定番中の定番がこの祭ジョグだと思います。かかとにスポンジクッションの入った地下足袋でゴムの厚い貼り付けタイプで、波型底で滑りを軽減し、ゴムをつま先とかかとにまで巻き上げてあります。いつの時代になっても売れ続けているロングセラー商品です。
クッションは薄くなりますが、指先の感覚がつかみやすいので、狭い所を歩いたり、高い所に上る様な場合はぜひこの商品を。また、短時間しか履かない、そんなに歩かない、汚れや破れなどの理由で毎年買い替えるなど、そもそも高価な地下足袋が必要ないという方にもオススメです。誰にでも履いてもらいやすい甲高のデザインなので、幅広い方にフィットしやすくなっています。
お求めやすい価格ですが、お祭りスタイルはバッチリ決まるので、地下足袋を初めて購入されるならこの商品も検討してみて下さい。
カラー:白、黒、藍(紺色) ※藍は6枚コハゼのみ
コハゼ:6枚タイプ、12枚タイプ
サイズ:22.5cm~30.0cm ※28.5cm、29.5cmは規格無し
祭は白で決まりでしょ!メーカーこだわりの『力王ホワイト』
「お祭り衣裳は白じゃないと!」とこだわっている方もたくさんいらっしゃいます。力王ホワイトは白にこだわり、コハゼ枚数も5枚、7枚、10枚、12枚15枚と5段階のバリエーションを揃えています。その中でもお祭りでよく使用されるのは7枚コハゼと15枚コハゼです。15枚コハゼの地下足袋は他にない長さです。沖縄のエイサーの衣裳としてお買い求めいただく事も増えてきています。
土踏まずの湾曲によって、甲の高い人でも低い人でも快適にフィットするように考えられています。クッションは薄めですが、高所へ上る様な危険を伴うお祭りでも足元の感覚がしっかり伝わるのでより素足に近い状態で履いていただけます。
祭足袋はクッションが厚く衝撃吸収力に長けた商品が良い場合もありますが、足元の繊細な感覚を必要とする場合には薄底でしなやかに曲がる地下足袋がオススメとなります。
カラー:白
コハゼ:5枚、7枚、10枚、12枚15枚タイプ
サイズ: 5枚コハゼ 22.5cm~28.0cm
7枚コハゼ 22.5cm~28.0cm
10枚コハゼ 23.0cm~28.0cm
12枚コハゼ 22.5cm~30.0cm
15枚コハゼ 23.0cm~28.0cm
※どの長さも、23.5cm、27.5cm、28.5cm、29.5cmは規格無
まとめ:使用方法によってもオススメの地下足袋は違う!!!
様々なお祭りで色んな形で使用される地下足袋なので、どんなタイプがより安全で足にフィットするのかを知る必要があります。舗装された道を走るのか、重い神輿を担いで練り歩くのか、山道を登るのか、不安定な場所や、高所でのバランス感覚が求められるのか…。
使用方法だけでなく、見た目や価格、機能性と、地下足袋を選ぶ時に参考にしたい項目はたくさんあります。まずは参加するお祭りでの使用目的に合った物を探すことが大切です。どれにしようか迷った時は、お祭り用品.comホームページ内の『問合せする』からお気軽にご相談下さい!
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