何が違うの!?ダボシャツと鯉口シャツ:知っておきたい3つの違い!

大阪府堺市にある株式会社アイチでは、実店舗の祭館(まつりかん)と、インターネット通販のお祭り用品.com(ドットコム)、という2つの形でお祭り用品を販売しています。毎年夏が来ると、『もうすぐ祭りだ』とソワソワしているお客様につられて、お店もスタッフもテンションが上がっていきます。

誰もが楽しみにしているお祭りに着ていく衣裳は千差万別で、アイテムも数多くあります。『どの商品が良いのか』『どう着こなすのが“粋”なのか』『自分に合うサイズがどれなのか』など、お客様からのお問い合わせもたくさんいただきます。

お客様とお話をしていると、時々起こるのが商品の思い違い。中でも特に多いのがダボシャツと鯉口シャツの混同です。襟の無いボタンのシャツは全て『ダボシャツ』や『鯉口シャツ』だと認識されている方もいらっしゃいます。似ている様に見えるアイテムですが、異なる商品なので違いをご紹介したいと思います。

 

ダボシャツ

・ダボシャツとは

ダボシャツとは、名前の通り『ダボっと着るシャツ』です。袖口が広く、ウエストのくびれもありません。襟無し長袖のゆるいシルエットです。綿生地の無地の物がほとんどで、『ダボズボン(ダボパンツ)』など、上下で揃えて着用する事が多い商品となります。

・サイズの選び方

ダボシャツはゆったり着る物なので、元々のサイズ規格自体が大きめになっています。普段、Mサイズを着ている方ならわざわざ大きいサイズにしなくてもMサイズで大丈夫です。詳細サイズがある場合は、『身幅、胸囲、ウエスト、胴囲』などのサイズをみて、ピチピチにならないか確認しておくと安心です。

・着こなし方

ダボシャツはそもそもゆったりしたサイズなので、リラックスしたゆるい着こなしをして下さい。上下でダボズボンと着る場合は、同じ色で揃えます。暑い時期のお祭りでは、ダボの上下コーディネートは涼し気で良いです。あ!上着はズボンの外に出して下さいね。

また、上から腹掛をしたり股引と合わせたりしないので、股引とのコーディネートを考えている場合は、鯉口シャツを選んで“シュッと粋に”着こなして下さい。

ダボシャツ一覧はこちらから

 

鯉口シャツ

・鯉口シャツとは

鯉口シャツは、袖が鯉の口みたいに先へ行くほど細くなっているシャツです。七分袖が多く、ウエスト周りも細身のシルエットでキレイです。股引など、色んなアイテムとコーディネートして着用します。無地と共に、柄入りの商品も数多くあります。

・サイズの選び方

鯉口シャツは細身のシルエットの物が多いので、Mサイズなどの表示サイズで見るのではなく、身幅、胸囲などの詳細サイズを参考にして購入サイズを決定して下さい。その際、身長や着丈ではなく、『身幅、胸囲、ウエスト、胴囲』などのサイズを優先して合わせて下さい。鯉口シャツはダボシャツと違って、「大は小を兼ねる」という様なサイズ選びをすると、とても野暮ったくなります。

・着こなし方

鯉口シャツは股引などと合わせて着ます。上から腹掛をする事もあります。裾は、股引やズボンの中にインして下さい。スッキリしたシルエットが特徴の鯉口シャツなので、着こなしもシュッとしてる事が大切です。

鯉口シャツの上に腹掛をする場合は、腹掛の首元から鯉口シャツが出ない様にしましょう。腹掛のサイズもピッタリサイズにして、肩紐が長い場合はつまんで縫い付けるなどして、ダラッとした印象にならない様に気を付けて下さい。“すっきりシュッと”が粋に着こなすポイントです。

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まとめ:ダボシャツと鯉口シャツ、似ているけど全然違う!!!

ダボシャツと鯉口シャツに分けて色々とお話ししましたが、お祭りや地域、季節によって着こなし方も変化します。鯉口シャツはインするとお伝えしましたが、私の住む泉州地域では、着丈の短い鯉口シャツをインせずに着用します。なので、その土地所に合わせた着方をして下さいね。

 

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